発表会衣装について知っていただきたいこと
- 8月7日
- 読了時間: 4分
衣装は次のダンサーへ受け継がれる大切な宝物
発表会で着用する舞台衣装は、ただの「衣装」ではありません。
一着一着に先生方の想いが込められ、作品の世界観を表現するために選ばれた大切な舞台衣装です。そして、多くの衣装は毎年新しく購入するものではなく、たくさんの先輩たちが大切に着用し、次の世代へと受け継がれてきたものでもあります。
「去年のお姉さんが着ていたあの衣装だ!」「いつか私もあの役を踊りたい!」
そんな憧れを胸に見ていた衣装を、自分が身に着ける日がやってきます。
だからこそ、自分が着た衣装もまた、次の生徒へ気持ちよくバトンを渡せるよう、大切に扱っていただけたら嬉しく思います。

【衣装の取り扱い方法】
舞台衣装は、普段のお洋服とは作りが大きく異なります。
レースやチュール、スパンコール、ビーズ、羽、リボンなど、繊細な素材が使われていることが多く、一見丈夫そうに見えても、とてもデリケートです。
そのため、ご家庭で無理に汚れを落とそうとしたり、洗濯機で洗ったりすると、生地が縮んでしまったり、装飾が取れてしまうことがあります。
また、アイロンの熱で生地が傷んでしまう衣装も少なくありません。
「少しだから大丈夫かな」と思って処置をする前に、一度スタジオへご相談いただければ、衣装に合った方法で対応いたします。
ご自宅では風通しの良い場所で陰干しをしてください。
一度着用した衣装は、汗をしっかり乾かしてから保管してください。汗をかいたままビニール袋へ入れると、湿気がこもり、生地の傷みやにおい、カビの原因になります。
サイズ確認などスタジオから指示があった場合を除き、ご家庭でお子さまだけで衣装を着用することはお控えください。
髪飾りは破損防止のため、必ずケースや箱に入れて保管してください。
汚れが付いてしまった場合は、ご家庭で処置をせず、必ず担当講師へご相談ください。衣装ごとに適切なお手入れ方法が異なります。
【返却の仕方】
衣装によって返却方法が異なりますので、担当講師からのご案内をご確認ください。
① 洗って返却する衣装手洗い後、「手洗い済み」と記入したメモを添えてご返却ください。
② 洗わず返却する衣装ご自宅で風通しの良い場所に陰干しをし、汗をしっかり乾かしてからご返却ください。
【返却の仕方】
①洗って返却→紙に【手洗い済み】と記入して返却
②汗を乾かして返却→風通しの良いところに掛けておく(日陰干し)
リハーサル・発表会当日のお願い
お子さまのお洋服
ヘアセットやメイクが崩れないよう、前開きのお洋服をご用意ください。
保護者用スタジオエプロン
リハーサル・発表会でご使用いただきます。
発表会終了後は、反省会の際にご返却をお願いいたします。洗濯・アイロンがけをしていただき、ジップ付き保存袋などに入れてご返却ください。

小さなダンサーへのお願い
衣装が届くと、嬉しくて何度も着たくなるお子さまもいらっしゃいます。
鏡の前で踊ったり、ご家族に見せたりしたくなる気持ちはとてもよく分かります。
しかし、ご家庭で何度も着用すると、チュールが破れたり、装飾が取れたり、思わぬ汚れが付いてしまうことがあります。
発表会当日、一番美しい状態で舞台に立てるよう、サイズ確認などスタジオからお願いした場合を除き、ご家庭での試着はお控えいただきますようお願いいたします。
発表会が終わったあとも大切な時間です
発表会が終わると、達成感でほっとする気持ちになります。
しかし、衣装にとってはここからが最後の大切なお手入れです。
汗をかいたままビニール袋へ入れてしまうと、湿気がこもり、生地が傷んだり、においやカビの原因になることがあります。
ご自宅に戻りましたら、まずは風通しの良い場所で陰干しをして、しっかり汗を乾かしてあげてください。
ほんの少しのひと手間が、衣装を長持ちさせることにつながります。

衣装を大切にする心も、バレエの学びのひとつ
バレエでは、踊りの技術だけでなく、「物を大切にする心」や「感謝の気持ち」を育むことも大切な学びです。
レッスンバーやスタジオを丁寧に使うこと、先生や仲間を思いやること、そして舞台衣装を大切に扱うことも、その一つです。
自分だけのものではないからこそ、感謝の気持ちを持って扱う。そして、自分の次に袖を通す生徒が笑顔で着られるよう、きれいな状態で返却する。その小さな思いやりの積み重ねが、スタジオの温かな雰囲気を育んでいます。
皆さまのご理解とご協力のおかげで、大切な衣装を長く受け継ぐことができています。
今年も素敵な舞台となりますよう、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。



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